ブランドの印象を大きく左右するアイテム、それが「オリジナルショッパー」です。
紙袋や不織布など、商品を入れて手渡す袋は、単なる包装ではなく、歩く広告・体験価値の一部として活用されています。
本記事では「オリジナルショッパーとは何か？」という基本から、導入メリット、制作の注意点、初心者がやりがちな失敗まで、網羅的にわかりやすく解説します。
これからショッパー制作を考えている方、ぜひ参考にしてください。
ショッパーはブランドの“顔”になるアイテム
「オリジナルショッパーって何？普通の紙袋と何が違うの？」と疑問に思う方も多いはず。
近年、ショッパーは単なる持ち帰り用の袋ではなく、ブランド価値を視覚的に伝える広告ツールとしての役割を担うようになってきました。
特にアパレル業界やコスメ業界では、オリジナルショッパーの存在がブランディングに大きな影響を与えています。
ここからは「オリジナルショッパーとは何か？」という基本から、導入のメリット、制作のコツ、よくある失敗まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきますので、ひとつずつ確認していってくださいね。
オリジナルショッパーの役割とは？
ブランド認知を広げるツールになる
オリジナルショッパーは、お客様が街中を歩く広告媒体となります。
印象的なロゴやブランドカラーが配置されたデザインは、通行人の視線を集め、自然な形でブランドの露出を高めます。
さらに、SNS映えするデザインならユーザー自身が写真を投稿し、間接的なプロモーション効果も狙えます。
ブランディングに一貫性を持たせる
店内装飾や商品パッケージとビジュアルを統一したショッパーを使用することで、ブランドの世界観に統一感が生まれます。
ショッパーを見るだけで「あのブランドだ」と認識されるようになれば、消費者の記憶にも強く残るようになります。
顧客満足度を高める
丈夫で質感の良いショッパーは、商品を購入した際の満足度を高め、ブランドに対する好印象を生みます。
特にギフト需要がある商品では、ショッパーのクオリティがそのままブランド評価に直結することもあります。
オリジナルショッパーを作る3つのメリット
1. ブランドの印象を強く残せる
独自の配色、サイズ感、ロゴ配置など、既製品にはない仕様で設計されたショッパーは、ブランドの個性をそのまま表現するメディアです。
店外でも手に持たれることで、ブランド体験が継続します。
2. SNSやリピートのきっかけになる
「おしゃれな袋だったから、ついSNSに投稿した」「またこのお店に行きたい」——そんな顧客心理を誘導できるのがオリジナルショッパーの強み。
SNS時代の今、ユーザーによる投稿は無料広告としても絶大な効果を発揮します。
3. 環境配慮をアピールできる
再生紙やバイオマス素材、不織布などのエコ素材を使用すれば、環境意識の高い層への共感獲得につながります。
環境に優しいブランドというメッセージを発信できるショッパーは、今後ますます重要なポジションを占めていくでしょう。
制作時に押さえておきたい5つのポイント
1. 素材選び（紙・ポリ・不織布）
ブランドのイメージや利用シーンに応じて素材を選定します。
・高級感を出したい場合：コート紙、厚紙タイプ
・ナチュラル志向・低コスト：未晒クラフト紙、ポリ袋
・繰り返し使える販促用：不織布バッグ
※それぞれに向き・不向きがあるため、製品とブランドとの親和性を重視しましょう。
2. サイズと形状の選定
商品の大きさや重さに応じた設計が必要です。マチの広さ、底ボールの有無、持ち手の長さなども、利便性や強度に関わる要素です。
特にアパレル、化粧品、雑貨など多品目を扱う場合は、複数サイズ展開も検討すると◎。
3. デザインと印刷方法の選択
ロゴやフォント、カラーリングは、ブランドらしさを印象づける最大のポイントです。
印刷方法には以下のような選択肢があります：
・フルカラー印刷（写真や多色対応）
・特色印刷（ブランドカラーの再現性が高い）
・箔押し・エンボス（高級感アップ）
※仕上がりに大きな差が出るため、印刷会社とよく相談しましょう。
4. ロット数とコストのバランス
印刷枚数が多いほど単価は安くなりますが、在庫リスクも増えます。
最近では小ロットから対応可能な業者も増えているため、初めてでも安心。
テスト印刷での仕上がり確認も可能な会社を選ぶと、失敗のリスクを軽減できます。
5. 環境対応（エコ素材・印刷認証）
再生紙やバイオ素材の使用、FSC認証紙、グリーン購入法対応など、環境配慮は企業価値の向上につながります。
消費者に信頼される企業づくりには、こうしたサステナビリティ対応も欠かせません。
初心者がやりがちな失敗例とその対策
・商品が入らないサイズで発注してしまった → 商品実寸＋数cmの余裕をもたせて設計する
・色味がイメージと異なる → カラーチップや色校正（プルーフ）を必ず確認
・紙質が薄くて安っぽい印象に → ブランドの単価・想定客層に応じた紙厚を検討する
まとめ
オリジナルショッパーは、単なる包装ではなく「持ち帰る広告」であり、顧客とのタッチポイントのひとつです。
素材・サイズ・デザイン・加工・環境配慮、すべてに意味を持たせることで、ショッパーはブランドを体現する強力なメディアへと進化します。
初めての制作でも、この記事のポイントを参考にすれば、ブランディングに貢献するショッパーを実現できるはずです。
I Love Paper Bagは、さまざまなデザインのオリジナル紙袋の制作に対応しているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
