名入れ紙袋の価格と相場|コストを抑える方法を徹底解説

オリジナルデザインが施されている名入れ紙袋は、キャンペーンの景品や店舗の商品を持って帰るのに使用されています。

名入れ紙袋におしゃれで個性的なデザインを採用すると、リピーターの獲得や宣伝効果が期待できるため、ブランディングの強化において、重要なアイテムとして注目されつつあります。

本記事ではそんな名入れ紙袋の相場価格や、製造コストを抑える方法について解説していきます。

SNSが普及してきている令和に入り、名入れ紙袋の重要性がどんどん増加してきているので、自社ブランドのアピールを効果的に実施したいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

名入れ紙袋とは

名入れ紙袋は自社のブランド名を印刷したオリジナルデザインの紙袋です。

SNSにおける宣伝効果や顧客に自社のブランドに愛着を持ってもらえる効果があるため、さまざまな業界の企業が活用しています。

オリジナルの名入れ紙袋を制作するには、専門の印刷業者に作業を依頼する必要があります

印刷業者によって対応できる素材の幅やロット数が大きく異なるので、理想の名入れ紙袋を実現するためには、自社のニーズに合った業者を選ぶことが必要不可欠です。

名入れ紙袋の相場価格

名入れ紙袋の相場価格は、紙袋のサイズによって大きく異なります。

I Love Paper Bagを参考にした、名入れ紙袋1枚当たりの費用相場は以下のとおりです。

サイズ(巾×高×マチmm)料金
L(330×450×100)170~270円
M(330×265×100)150~240円
S(225×320×80)120~200円
BM(430×310×110)170~270円
BL(550×400×120)270~370円

デザインで使用するインク数や発注するロット数によっても、値段が大きく上下します

同じ条件でも業者によって価格が異なるため、事前にある程度条件を明確にしてから、同業他社を見比べてみると良いでしょう。

名入れ紙袋のコストを抑える方法5選

名入れ紙袋を制作するには、オリジナルデザインを印刷するコストや紙袋の素材やインクを準備する費用が発生します。

特に小ロット生産においては、少ない枚数で制作にかかる初期費用を分割するため、1枚当たりの価格が大きくなりかねません。

ここでは、名入れ紙袋を制作する費用を抑える、効果的な方法を5つ解説します。

小ロット生産にも活用できる方法も紹介しているので、「名入れ紙袋を制作しようと考えているけど、コストが気になる」と悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

用紙の素材にこだわる

紙袋の素材は複数あり、それぞれの素材によってメリット・デメリットが大きく異なります。

紙袋に良く使用される素材と、素材ごとの特徴は以下のとおりです。

  • コート紙:紙の表面が加工されており、耐久性や防水性に優れている素材
  • 晒クラフト紙:クラフト紙を白く脱色し、汎用性を高めた素材
  • 茶色クラフト紙:漂白や加工を施しておらず、紙の温かみを再現した素材

コストパフォーマンスの良さを優先したい人は、茶色クラフト紙を使用すると良いでしょう。

ただし、茶色クラフト紙の質感に合うように、デザインを制作する必要があるため、事前に印刷したいデザインがある場合は注意が必要です。

ハンドルの素材を選ぶ

ハンドルは紙袋の持ち手の部分を指します。

名入れ紙袋のハンドルとして使用される素材と、素材ごとの特徴は以下のとおりです。

  • スピンドル紐:手触りが柔らかく、色味が豊富で汎用性が高い素材
  • アクリル平紐:シンプルながらに存在感があり、程よいカジュアル感を演出できる素
  • ハッピータック:色数が豊富で、袋の口を止められる利便性を有している素材
  • パイレン:光沢があり、高級感のデザインになじみやすい特徴がある素材

スピンドル紐とパイレン紐は上記の特性に加え、コストが安い傾向があります。

そのため、安い価格で名入れ紙袋を制作したい場合は、ハンドルにスピンドル紐とパイレン紐を選ぶと良いでしょう

印刷色を押さえる

デザインに使用する色の数も、名入れ紙袋を制作するコストに大きく影響します。

デザインに使用する色が多ければ多いほど、多くの種類のインクを用意しなければならないため、製造コストが高くなってしまいます。

コストパフォーマンスを優先したい場合は、デザインを単色で仕上げるように意識すると良いでしょう

また、デザインの印刷面積が大きいとそれだけ大量にインクを使用するので、印刷面積が小さくても見やすいデザインを採用すると、より名入れ紙袋を制作するコストを削減できます。

印刷方法をこだわる

名入れ紙袋にオリジナルデザインを印刷する方法は複数あり、それぞれ強みや弱みがことなります。

紙袋に使用する印刷方法と、印刷方法ごとの特徴は以下のとおりです。

印刷方法特徴
フレキソ印刷・インクがしっかりと定着する
・コストが安い
・小ロット対応ができない
・グラデーションなどの細かい表現が難しい
オフセット印刷・グラデーションなどの細かい表現が得意
・CMYKフルカラーのデザインも対応できる
・小ロット印刷に対応可能
箔押印刷・メタリックのあるデザインが可能
・小ロット印刷に対応可能
・グラデーションなどの細かい表現が難しい
・大きい範囲の印刷が難しい
シルク印刷・印刷できる材質の幅が広い
・グラデーションなどの細かい表現が難しい

コストパフォーマンスを優先したい人は、フレキソ印刷を選択すると良いでしょう

ただし、小ロットで発注する場合はフレキソ印刷だと対応できないケースも珍しくないため注意しましょう。

セミオーダーを活用する

名入れ紙袋を制作するプランは、以下の2つに分かれているケースが多いです。

  • フルオーダー:紙袋に印刷するデザインはもちろん、紙袋のサイズや素材まで、全てオリジナルのものを使用するプラン
  • セミオーダー:既製品の紙袋にオリジナルデザインを印刷するプラン

価格を抑えて名入れ紙袋を製造したい場合は、セミオーダープランを活用すると良いでしょう

セミオーダープランは既製品の紙袋を使用する関係上、1から素材を準備する必要がないので、小ロットでも対応してくれる業者が多い傾向があります。

まとめ

本記事ではそんな名入れ紙袋の相場価格や、製造コストを抑える方法について解説しました。

製造コストを抑える方法は複数あり、業者にコスト削減案を提案することで、小ロットでも安く名入れ紙袋を製造できます。

I Love Paper Bagは顧客のニーズに真摯に対応する取り組みが整っているので、製造コストを抑えて名入れ紙袋を製造したい人は、ぜひ気軽にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

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