紙袋のオーダーメイドを考えている方にはさまざまな悩みがあります。
とくに初めてオーダーメイドの紙袋制作をする際には「いったいどんなものができるんだろう?」や「自分にデザイン性の高い紙袋が作れるのか」など心配になってしまうポイントがたくさんあることでしょう。
「オーダーメイドで紙袋を作りたいけど、どんな仕上がりになるのか想像できない」
「失敗したくない」
そんな悩みを解決するために、この記事では、フルオーダーでオリジナル紙袋を作りたい方の“わからない”にこたえていきたいと思います。
初めての方でも安心して進められるように制作の流れやポイント、費用の目安まで丁寧にご紹介していきますのでぜひ最後まで読んでいってくださいね。
きっと読み終わるころには、不安が期待に変わり「お願いしてよかった」と思えるヒントが見つかるはずですよ。
デザインの種類|印象を左右するデザインの選び方

オーダーメイドの紙袋制作で最初に決めたいのが「デザインの範囲」です。
どんな印象を与えたいか、なにを入れるかによって、適したデザインが変わります。
デザインの種類は大きく分けて以下の2つがあります。
1.ワンポイント印刷
既製品の紙袋にロゴや店舗名などを一箇所だけ印刷するシンプルなスタイル。
コストを抑えつつ、ブランドアピールができるため、イベントや販促用におすすめです。
またデザイン力をそれほど必要としないため、初めての方でも失敗が少ないのがこちらの印刷方法です。
2.フルデザイン印刷
紙袋全面にデザインが施せる完全オリジナル仕様なのがこちら。
カラーも自由で、企業ロゴ・写真・ブランドコンセプトなどをしっかり表現できるというメリットがあります。
デザイン性・インパクト重視の方にはこちらが最適ですが、ワンポイント印刷に比べて発注者のデザイン力やセンスなども必要になってくる他、コストもかかってしまうためハードルが少し高めになっています。
オーダーの種類|セミオーダー or フルオーダー?
紙袋のオーダー方法は大きく分けて「セミオーダー」と「フルオーダー」の2種類があります。
それぞれの特徴とメリット、そしてどんな人におすすめかをまとめましたのでご覧ください。

1.セミオーダー
【特徴】
既製の紙袋に名入れやロゴ印刷をする形式。
用紙やサイズが決まっている分、価格や納期が安定しています。
【メリット】
・コストを抑えられる
・納期が早い
・初めてでも手軽に始めやすい
【こんな人におすすめ】
・小規模イベント、期間限定キャンペーン用
・コスト優先の個人事業主や小規模店舗
2.フルオーダー
【特徴】
サイズ・用紙・持ち手・印刷など、すべてを1から自由に設計可能。
世界に一つだけのオリジナル紙袋が作れるのが特徴です。
【メリット】
・ブランドイメージを細部まで表現できる
・高級感や統一感を出しやすい
・自由なデザインで他との差別化が可能
【こんな人におすすめ】
・ブランド構築に力を入れている企業やクリエイター
・商品パッケージとデザインを統一したいショップ
・展示会や百貨店出店など、印象を重視したいシーン
細部まで「こだわりたい」という気持ちがあるなら、迷わずフルオーダーが正解です。
デザインのセンスが必要とはいいますが、初めてでも専門スタッフがサポートしてくれる業者も多く、安心して進められます。
紙袋の種類|定番サイズと仕様をチェック

オーダーメイド紙袋でも、ある程度「定番」とされるサイズがあります。
目的別に選ぶと失敗が少なくなります。
用途 | サイズ目安 | 説明 |
---|---|---|
小物・ギフト用 | 220×120×260mm | アクセサリーや菓子類に最適 |
書類・資料用(A4対応) | 260×100×360mm | 展示会・説明会などで使用多数 |
アパレル・商品用 | 320×110×450mm | 衣類や箱物など、やや大きめのものに最適 |
高級パッケージ | オーダー自由設計 | ギフトやブランド品などに合わせて設計 |
多くの業者において形状は、縦型・横型・正方形など自由にカスタム可能。
素材もコート紙やクラフト紙、晒・未晒など選択肢が豊富です。
目的に合わせて最適な紙袋を選ぶ
1.コストを抑えたい方におすすめなのはコレ!
ワンポイント印刷×セミオーダー
既製袋+ロゴ印刷でリーズナブル&短納期。イベントや短期キャンペーンにも◎
2.A4サイズの資料を入れたい方におすすめなのはコレ!
中型サイズ×フルデザイン
260×100×360mm前後がおすすめ。資料配布や企業ブランディングに効果的。
3.高級感や世界観にこだわりたい方におすすめなのはコレ!
フルオーダー×フルデザイン印刷
サイズ、用紙、印刷、表面加工(PP・箔押し)まで自由設計。
ブランドの魅力を最大限に表現できます。
4.少ない枚数で試したい方におすすめなのはコレ!
小ロット対応のフルオーダー業者に相談
50枚〜対応可能な業者も増加中。
「まずはお試しで作りたい」という方も安心です。
納期|平均的な制作期間は?
注文方法によって納期は変わりますが、おおよその目安は以下の通りです。
オーダー方式 | 納期の目安 |
---|---|
ワンポイント印刷(セミオーダー) | 約7~10営業日 |
フルデザイン印刷(フルオーダー) | 約3~4週間 |
特殊仕様(箔押し、変形サイズなど) | 約1ヶ月~ |
※混雑時期や仕様によって前後するため、余裕をもったスケジューリングが安心です。
価格|オーダーメイド紙袋の相場
価格は仕様・ロット数・印刷内容などにより変動します。以下はあくまで目安です。
内容 | ロット | 参考価格(1枚あたり) |
---|---|---|
ワンポイント印刷 | 50枚~ | 約130~180円 |
フルデザイン印刷 | 100枚~ | 約90~150円 |
フルオーダー(全面印刷+特殊加工) | 500枚~ | 約70~120円 |
※初回は版代や送料などが別途かかる場合がありますのでご注意ください。
まとめ
以上が、オーダーメイドの紙袋を作るために知っておくべき知識です。
オーダーメイドで紙袋を作るというのは、「ただ入れ物を作る」ことではありません。
あなたのブランドやサービスの「想い」や「世界観」を形にして、相手に届けるということ。
この記事がそんなあなたの新たな発見と想いを伝える第一歩になっていれば幸いです。
あなたのブランドにぴったりの「たったひとつの紙袋」をこの機会にぜひ形にしてみませんか?
I Love Paper Bagは、さまざまなデザインのオリジナル紙袋の制作に対応しているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。