展示会で資料を用いて自社サービスや商品を紹介する場合は、ゲストが不便なく資料を持ち帰れるように紙袋を用意しなければなりません。
既存の紙袋で対応するのでも問題は特にありませんが、自社の印象をよりゲストに強く残すためにも、オリジナルデザインを施した紙袋を使用することをおすすめします。
本記事では、展示会に参加する企業に向けて、オリジナルデザイン紙袋を制作するポイントを解説します。
展示会においてオリジナル紙袋は「歩く広告」になる!

多くの企業が参加していることがほとんどである展示会において、ゲストに覚えてもらうためにも、他企業と差別化できるような宣伝方法を考えなければなりません。
展示会では資料を用いて説明することが多いため、利便性が高い紙袋に宣伝効果をもったデザインを施すことは、展示会だからこそ活用しやすい有効な宣伝方法になります。
印象強いデザインを施せれば、展示会においてオリジナル紙袋は「歩く広告」と機能してくれるので、サービスや企業イメージを補填してくれる役割を果たせるでしょう。
展示会で映える紙袋の選び方とは

展示会で使用する紙袋を制作するには、利便性やデザイン性を高めるためにも、いくつかの注意点があります。
ここでは、展示会で映える紙袋の選び方を3つの項目で解説します。
初めて展示会に参加する企業は、以下の項目を確認して、コストパフォーマンスの良さと利便性を両立した紙袋を選ぶとよいでしょう。
用途に合った材質を意識する
オリジナルデザインを施せる紙袋には、さまざまな素材があり、素材によってメリット・デメリットが異なります。
ここでは、オリジナルデザインの紙袋に使用される素材の特徴と、おすすめの用途について解説します。
コート紙
コート紙は、表面に光沢や滑らかさを持つ塗工紙で、印刷適性が高く、発色が鮮やかな特徴があります。
高級感があり、広告効果も抜群なため、ブランドショップやギフト用の紙袋におすすめです。
写真やイラストなどカラフルなデザインを存分に活かせる素材なので、展示会で目立つデザインの紙袋を作成したい際におすすめの素材だといえるでしょう。
未晒クラフト紙
未晒クラフト紙は、漂白をしていないため自然な風合いと高い強度が特徴です。
ナチュラルで環境配慮をアピールできるため、エコ志向のブランドや展示会用の紙袋にも適しています。
オーガニック商品やアウトドアサービス・商品とイメージがマッチしやすい素材だといえるでしょう。
晒クラフト紙
晒クラフト紙は、漂白加工されたクラフト紙で、白色のため印刷が鮮明に映え、デザインの自由度が高いのが特徴です。
強度もありながら清潔感のある印象を与えるため、アパレルや雑貨店のショッピングバッグに多く使用されています。
展示会用の紙袋としても、企業ロゴや製品情報を印刷して配布物を入れるのに適しており、実用性とPR効果を兼ね備えています。
片艶晒クラフト紙
片艶晒クラフト紙は、片面に光沢があり、もう片面はマットな晒クラフト紙です。
白色で印刷映えが良く、片面に高級感を演出できるのが特徴です。
適度な強度とコストバランスにも優れており、アパレルや食品業界の紙袋によく使われます。
展示会用の紙袋としても、印象的なデザインでブランドイメージを伝えやすく、実用性と販促効果を兼ね備えているため、十分に適しているといえるでしょう。
不織布
不織布は、繊維を織らずに圧着して作られた素材で、軽量ながら耐久性に優れ、繰り返し使えるのが特徴です。
通気性があることから、エコバッグの素材として良く使用されます。
さらに、高級感のある仕上がりが可能なので、アパレルやコスメの販促にも最適です。
展示会用の紙袋としても、再利用性が高く、長期間ロゴやブランドをアピールできるため、環境配慮とPR効果を重視する企業におすすめです。
サイズはなるべく大きめにする
展示会のオリジナル紙袋を制作する際には、なるべく大きなサイズの紙袋を使用することをおすすめします。
パンフレットやカタログなど紙の資料に加え、実際の商品を紙袋に入れても対応できるサイズを採用することで、高い利便性を実現できます。
さらに、企業ロゴをカラーで大きく印刷するだけで、強烈なインパクトを与えられるので、高い宣伝効果を発揮しやすくなるでしょう。
デザインに合わせてハンドルを選ぶ
ハンドルとは紙袋の持ち手部分を指します。
ハンドルにはハッピータック(ブラ手)やPPヒモなど、さまざまな素材があり、デザインやコンセプトとマッチした素材を採用することで、紙袋のクオリティを大きく向上できます。
「デザインが決まったけど、いまいち袋全体の統一感が足りない」と感じる場合は、さまざまな素材のハンドルを試してみるとよいでしょう。
展示向け紙袋のデザインアイディアを紹介

企業のロゴをシンプルに印字するだけで、オリジナル紙袋を制作可能ですが、より高い宣伝効果を期待するためには、工夫を凝らしてデザインを考えることが大切です。
ここでは、展示向け紙袋のデザインアイディアを3つ紹介します。
どのアイディアも簡単に取り入れられるものを厳選したので、企業やサービスのイメージに合わせて採用してみるとよいでしょう。
枠を活用して差別化

ロゴや紙袋の周りに枠を使用すると、お洒落でメリハリのあるデザインを制作できます。
枠線を二重にする、細くする、点線にするなど、少しの工夫で印象が大きく変わるので、複数のパターンを試してみるとよいでしょう。
上記の画像にある東京都にあるITサービス会社のオリジナル紙袋のように、ベタ塗りと組み合わせても高いデザイン性を実現できます。
ロゴをあえてはみ出して印象深く

ロゴのデザイン性を最大限まで活かしたい場合は、あえてロゴをはみ出してオリジナル紙袋に印字するとよいでしょう。
上記の画像にあるオリジナル紙袋のように、簡単にダイナミックな印象を与えられるため、単色のデザインでも十分に宣伝効果を発揮できます。
ただし、印字の範囲を大きくすると、製作費用が高くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
ベタ印刷でシンプルに力強く

ベタ印刷とは紙袋全体に色を入れる印刷方法です。
株式会社神奈川住空間が作成した紙袋のように、ロゴ部分を白抜きにすれば、シンプルながらも他の紙袋と違う印象を与えられるので、高級感をアピールしたいサービスや商品におすすめです。
まとめ
本記事では、展示会に参加する企業に向けて、オリジナルデザイン紙袋を制作するポイントを解説しました。
オリジナル紙袋は高い宣伝効果を持つため、展示会に参加する場合は採用することをおすすめします。
I Love Paper Bagはお得な価格でオリジナル紙袋の制作に対応しているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。