百貨店や書店など、多種多様な小売企業でオリジナルのエコバッグが開発されており、そのブランドを愛用している人は日常的に使用するほど、便利なアイテムとなっています。
自社のブランドがデザインされているエコバッグを、消費者に使用してもらえると、思わぬ宣伝効果を発揮することもあるため、企業にも大きなメリットがある点が、エコバッグが多く開発されている理由だといえるでしょう。
そんな優秀な宣伝効果を持つエコバッグですが、初めて作成しようとする人の中には「どんなデザインにすればいいのか全くわからない」と悩んでいる人も少なくありません。
そんな初めてオリジナルエコバッグを制作する人に向けて、本記事では百貨店&人気ショップのエコバッグのデザインと、オリジナルデザインのエコバッグを制作する上でのポイントを解説します。
【話題のエコバッグデザイン】百貨店&人気ショップのエコバックを一挙紹介
ここでは、百貨店&人気ショップのエコバックを画像とともに解説します。
多くのデザインに関するアイディアを得られるので、デザインが全く決まらずに悩んでいる人は参考にしてみるとよいでしょう。
紀伊国屋書店

紀伊国屋書店のエコバッグは、1995年の初登場時はスタンプとの交換でのみ手に入るアイテムでしたが、現在ではオンラインショップで販売されているほど、高い人気を獲得しているアイテムになります。
中央に紀伊国屋書店のロゴを据え、その周りにローマ字で紀伊國屋と書かれている歴史あるデザインで、万人が使いやすい雰囲気を実現しています。
京王百貨店

京急百貨店のエコバックは、鳥が空を飛んでいる落ち着いたデザインで仕上げています。
2006年から2020年までに3万枚を売り上げており、高級感あふれる雰囲気が百貨店を利用する顧客とマッチしているといえるでしょう。
そごう・西武

そごう・西武のエコバックは、白いクマがひょっこりと顔を出しているような、シンプルながらかわいらしいデザインで仕上げています。
底にマチがある形状をしているので、少ない荷物でも安定感がある構造になっています。
大丸松坂屋百貨店

大丸松坂屋百貨店のエコバッグは、白にかわいらしいハートのプリントが目立つデザインで仕上がっています。
オーガニックコットン100%の生地で作られているだけでなく、A4のものでも問題なく収納できるサイズ感があるので、大量の買い物でも対応可能です。
高島屋

高島屋のエコバッグは、黒のポリエステル素材を活用したシンプルなバッグになります。
折りたたむことができるだけでなく、中央には収納ポケットがついているため、他のエコバッグにはない機能性を実現しています。
カラーも、黒やネイビー、ピンクなど複数展開しているので、個人のこのみにあわせたエコバッグを選べるでしょう。
東急百貨店

東急百貨店のエコバッグは、青のポチエステル素材を使用した大きなバッグになります。
エコバッグの売上金の一部は、「緑の募金」に寄付されるなど、エコに関する取り組みを実施しており、ビニール袋削減だけでなく、より環境にやさしい仕組みを実現しているバッグだといえるでしょう。
三越伊勢丹

三越伊勢丹のエコバッグは、黒字に白のロゴを印字したエコバッグになります。
シンプルなデザインで万人に使いやすいだけでなく、コンパクトながら約17ℓ入る大容量を誇る構造を有しています。
近鉄百貨店

近畿百貨店のエコバッグは、水色にシンプルな花のモチーフを施したエコバッグになります。
肩掛けできるように持ち手が長めに設定されているだけでなく、折りたたむこともできるので、幅広いシチュエーションに対応できるバッグだといえるでしょう。
カルディ

カルディはオンラインストア限定のエコバッグを販売しているなど、複数のエコバッグを展開しているほど力を入れています。
中でも「カルディ伝説」のエコバッグは独特な柄をしており、ファッションアイテムとしても活かせるような仕上がりをしています。
エコバッグのオリジナルデザインを考える3つのポイント

顧客から愛用されるようなエコバッグを作成するためには、おしゃれなデザインだけでなく、顧客のニーズに合った形状や素材のバッグを作成する必要があります。
ここでは、エコバッグのオリジナルデザインを考えるうえで、意識したいポイントを3つ解説します。
以下のポイントを明確にしたうえでデザインを考えると、日常で使用したくなるようなオリジナルエコバッグを作成できるでしょう。
用途を明確にする
エコバッグを制作する時は、必ず受け取った顧客にどう使用して欲しいか、用途を明確にするように心がけましょう。
用途を明確にすることで、他のエコバッグと差別化でき、日常生活であえて使用する動機づけにつながるため、多くの顧客に使用されるようになるでしょう。
逆に使用用途が明確でないと、他のエコバッグと差別化できていなかったり、デザインや機能性がちぐはぐになってしまうので、配布しても使ってもらえない事態につながります。
機能性を重視する
内側や外側にポケットがついており、収納力がアップしているなど、他のエコバッグにない機能性を追加していると、他のエコバッグにはない明確な強みを作り出すことが可能です。
保冷機能がついている、折り畳みができコンパクトに収納できるなど、機能性を上げる方法は多くあるので、自社サービスと関連できるような機能性を追加できるとよいでしょう。
デザインにあった素材を選ぶ
エコバッグといっても、袋を形成する素材は以下のように、さまざまなものが存在します。
- ポリエステル:水濡れしても型が崩れにくい
- コットン:通気性や吸水性に優れているうえ、滑らかな触り心地がある
- ナイロン:軽量で持ち運びに優れ、濡れてもすぐに乾きやすい
- 不織布:コストが安い
- デニム:耐久性とおしゃれさを両立している
- キャンバス:厚手で丈夫なため、荷物をたくさん入れても持ち運びしやすい
素材によって機能やテイストが大きく異なるので、使用用途やデザインにマッチしたものを選ぶように心がけましょう。
まとめ
本記事では百貨店&人気ショップのエコバッグのデザインと、オリジナルデザインのエコバッグを制作する上でのポイントを解説しました。
I Love Paper Bagは、さまざまなデザインのオリジナルエコバッグの制作に対応しているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。